2010年05月19日

不同意堕胎 立証難しい事件、女性の物証カギ(産経新聞)

 人を救うはずの医師はその知識と立場を、自らの保身のために利用し胎児の命を奪ったのか。不同意堕胎容疑で逮捕された小林達之助容疑者の周囲には驚きと怒りが広がった。同容疑は立証が困難とされ、摘発例が極めて少ない。捜査は難航も予想されるが、捜査幹部は「女性が残した“物証”が今後の捜査の鍵を握る」と自信をみせる。

 小林容疑者は平成13年に東海大医学部を卒業。16年5月から、東京慈恵会医科大学付属病院に勤務し同大の腫瘍(しゅよう)・血液内科の助教に。血液学を学ぶため、昨年9月から金沢大付属病院に出向していた。

 「勤務態度はまじめで患者からの評判もよかった」(金沢大付属病院)といい、別の病院関係者も「このままいけば患者さんに人気の先生になっていたかも」と話す。

 だが、私生活では違った一面も浮かび上がる。小林容疑者は女性が自宅トイレで流産した際も一緒に部屋におり、流産後も「既婚」であることを隠したまま、交際を続けた。小林容疑者が結婚していたことを知り、女性が昨年12月、警視庁に相談し事件が発覚した。

 警察庁によると、平成10年以降、未遂と致死傷を含む不同意堕胎罪で摘発されたケースはわずかに5件しかない。女性の供述に頼らざるを得ないため、水掛け論になりかねないからだ。

 今後の捜査では“密室”で行われた犯行をどこまで立証できるかも焦点となる。医療問題に詳しい御器谷(みきや)修弁護士は「投与された薬剤や点滴と、流産の因果関係を容疑者がどれだけ認識していたかの立証が重要になってくる」と指摘する。

 こうした中、警視庁が“切り札”としているのが、女性が保管していた子宮収縮剤の錠剤や点滴で使用した薬剤のパックだ。女性は流産後に診察を受けた病院で処方された薬が、小林容疑者から渡されたものと同じだったため、不審に思って捨てないでいた。さらに、流産した胎児も保管していたという。

 警視庁では、胎児の鑑定を進めており、子宮収縮剤投与との因果関係の解明を進めている。

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posted by オオバヤシ タダアキ at 03:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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